転職を繰り返す人の心理

数十年前は、家業がある人はそれを継ぐのが当たり前でしたし、
大学を卒業後企業に就職できたら、定年までその企業で働くのが当たり前でした。

しかし、バブル時代になると、就職売り手市場になり、
女性も男女雇用機会均等法が施行されてからは、
建前上は男性と同じように働くことができるようになるなど、
働く側の選択肢が広がりました。

最近の調査によると、新卒者のうち入社3年以内の離職率は3割以上にもなるそうです。

つまり、最近の若者達は、リストラ等でやむを得ず転職をするのではなく、「もっといいところに転職したい。」、「ここも違う。」というように「もっといいもの」を捜し求めて転職を繰り返すわけです。

そうこうしているうちに、ある程度の年齢になってしまったり、
結局自分は何がしたかったのか、分からなくなってしまったりするのです。

このように、「何か」を求めてさまよい、混乱してしまう事を
「青い鳥症候群」と心理学では呼びます。

青い鳥症候群は、幼い頃から過保護に育てられ、成績が良かった人や、
何をするにも親の監視下に置かれていた人が陥りやすい傾向があります。

なぜなら、そのような人たちは、そこそこ成績が良かったためプライドが高く、しかし、社会性を養う訓練をしないままに大人になってしまっているため、思い通りにならないと我慢ができなかったり、一度働き出したとしても、働き始めた瞬間から欠点ばかりが目に付いて、つまらないものに思えてしまうという心理も働きます。

このような心理を、心理学では「幸せのパラドックス」と呼びます。

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