知らない人にも身の上話をしたがる人の心理

見ず知らずの人に、突然身の上話をする人がいます。

高齢者に多いですね。

私も、電車の中で、たまたま隣に座った高齢者に、
身の上話をされたことがあります。

タクシーの運転手さんに向かって、
病院の待合室で近くに座っている人に向かって、
老人ホームのロビーで仲間たちと・・・
色々な場面で、富や成功にまつわる物語が繰り広げられています。

これは、自分の人生を誰かに肯定してもらいたいと言う心理が働いています。

人生の終盤に差し掛かると、自分の一生はコレでよかったのだろうか?
という不安がよぎり、誰かに話し、自分の人生を肯定して欲しいという思いが募ります。

そのとき、無意識のうちに、多少の誇張や脚色を加えるので、
高齢者のそういった会話は、物語になっていることが殆どです。

そして、そのような話は、自分の身内や知り合いではなく、
見ず知らずの人のほうが話しやすいのです。

身内の人に話をしたら、「またそんなホラ話をしているの?」
と、言われてしまうでしょうから。

このように、見ず知らずの人を相手に話をしたほうが、
自分の人生を語りやすいことを「通行人効果」といったり、
「老水夫効果」と言ったりします。

 

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